外壁が剥がれ落ちる理由とその対処法:原因と効果的な補修ガイド
2024/06/26
築年数が経つにつれて、家の外壁に気になる剥がれを発見した経験がある方は多くいらっしゃいます。
マイホームの外壁の剥がれは、見た目だけでなく、家の寿命にも影響を与えかねません。
しかし、外壁の剥がれは、原因や対処法を理解すれば、適切な対策を講じることができます。
この記事では、外壁が剥がれる原因と、剥がれた外壁の補修方法、費用相場について詳しく解説します。
外壁が剥がれ落ちる5つの主な原因
外壁の剥がれの原因は、大きく分けて5つあります。
1: 下地処理の不足
外壁塗装を行う前に、古い塗膜を適切に剥がす下地処理が不足すると、新しい塗膜と古い塗膜の密着が悪くなり、剥がれの原因となります。
2: 乾燥不良
塗料が完全に乾燥する前に雨に濡れると、塗膜が剥がれることがあります。
特に、梅雨時期や冬場の塗装は、乾燥に時間がかかるため注意が必要です。
3: 下塗り材の選定ミス
外壁の素材や状態に適さない下塗り材を使用すると、塗膜の密着が悪くなり剥がれてしまう可能性があります。
4: 建物の構造問題
建物の構造上の問題、例えば、外壁の膨張や収縮によって生じるひび割れも、剥がれの原因になります。
5: 経年劣化
経年劣化により、塗膜の強度が低下し、剥がれやすくなります。
塗装から10年以上経過し、塗装が剥がれた場合は塗料の耐用年数が過ぎたことが原因と言えます。
剥がれた外壁の補修方法と費用相場
外壁の剥がれは、DIYで補修することも、専門業者に依頼することも可能です。
それぞれの方法には、メリットとデメリットがあります。
1: DIYでの補修
DIYでの補修は、費用を抑えられますが、専門知識や技術が必要になります。
剥がれの規模が小さく、簡単な補修であれば、DIYに挑戦してみるのも良いでしょう。
2: 専門業者への依頼
専門業者に依頼すれば、適切な診断と施工を受けることができます。
費用は高くなりますが、安心感と仕上がりの品質を重視する場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
費用相場は、剥がれの規模や使用する材料によって異なります。
専門業者へ依頼する場合、実際に問い合わせることをお勧めします。
・DIYでの補修:材料費のみで、30万円~50万円程度
・専門業者への依頼:数万円~数100万円
まとめ
外壁の剥がれは、放置すると建物の寿命を縮めるだけでなく、雨漏りやシロアリ被害などの二次被害を引き起こす可能性もあります。
この記事では、外壁が剥がれる原因と、剥がれた外壁の補修方法、費用相場について解説しました。
外壁の剥がれに気づいたら、原因を突き止め、適切な対策を講じることが重要です。
DIYで補修する場合は、十分な知識と技術を身に付けてから作業を行いましょう。
当社でも外壁補修を取り扱っているので、補修の際はぜひご検討ください。