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クロス用パテ処理と塗装用パテ処理の違い|下地処理の重要性と種類について

クロス用パテ処理と塗装用パテ処理の違い|下地処理の重要性と種類について

クロス用パテ処理と塗装用パテ処理の違い|下地処理の重要性と種類について

2024/09/29

いざ塗装を始めようと思ったら、下地処理ってどんなことをすればいいのか、種類が多くてどれを選べばいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、塗装の下地処理に用いられるパテの種類や、パテ処理を行うことの重要性についてご紹介します。

塗装におけるパテ処理とは

塗装の仕上がりを左右する重要な工程、それがパテ処理です。
パテ処理とは、壁や天井などの下地を平滑にするための作業で、塗料の密着性を高め、美しい仕上がりを実現するために欠かせません。
下地処理を怠ると、塗料の剥がれやひび割れ、仕上がりのムラなど、様々な問題が発生する可能性があります。

 

1: パテ処理の必要性

パテ処理は、塗装の仕上がりに大きく影響する工程です。
下地の凹凸や傷をそのままにして塗装してしまうと、塗料の密着性が低くなり、塗料の剥がれやひび割れが発生しやすくなってしまいます。
また、下地の凹凸がそのまま表面に現れ、仕上がりが粗雑になってしまうこともあります。

 

2: パテの種類と用途

パテには、様々な種類があり、それぞれの特徴や用途が異なります。
代表的なパテの種類と用途をまとめました。

 

・合成樹脂エマルション系パテ
ボードやモルタル、コンクリート用のパテとして広く使用されています。
作業性に優れ、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
しかし、湿度や水に弱く、強度が低いというデメリットもあります。

 

・石膏系パテ
水と練り合わせると硬化するパテです。
下塗り用のパテとしてよく使用されます。
乾燥が早く、作業効率が良いというメリットがあります。
強度が低いというデメリットもあります。

 

・アクリル系パテ
水性で扱いやすく、乾燥が速いのが特徴です。
下地処理だけでなく、仕上げにも使用することができます。
耐水性、耐候性に優れており、屋外で使用する場合にも適しています。

 

・ポリウレタン系パテ
強度と柔軟性を兼ね備えたパテです。
凹凸の激しい下地や、ひび割れ補修に最適です。
耐水性、耐候性に優れており、屋外で使用する場合にも適しています。

 

・エポキシ系パテ
強力な接着力を持つパテです。
金属やコンクリートなどの表面処理に適しています。
耐水性、耐候性に優れており、屋外で使用する場合にも適しています。

 

3: 適切なパテの選び方

適切なパテを選ぶためには、下地の材質や状態、用途などを考慮する必要があります。
例えば、ボードの下地処理には、合成樹脂エマルション系パテや石膏系パテが適しています。
一方、金属やコンクリートなどの表面処理には、エポキシ系パテが適しています。

 

4: パテ処理の方法

パテ処理は、以下の手順で行います。

まず、下地処理として塗装する面をきれいに清掃し、汚れや油分を取り除きます。
凹凸や傷を研磨して、パテを塗りやすくします。

 

つぎに、パテの種類によって、水や硬化剤の量を調整します。
パテが硬くなりすぎないように、少しずつ水や硬化剤を加えていきます。

ヘラを使って、パテを下地に均一に塗ります。
凹凸を埋めるように、しっかりと塗り込みます。

 

その後、乾燥します。
パテの種類によって乾燥時間が異なるため、取扱説明書をよく読んで、乾燥時間を守りましょう。
パテが完全に乾燥したら、サンドペーパーで研磨し、表面を平滑に仕上げます。

 

パテ処理が完了したら、いよいよ塗装です。
パテ処理によって、塗料の密着性が向上し、美しい仕上がりが期待できます。

パテ処理に失敗した場合は乾燥する前に修正することができます。
しかし、乾燥後だと修正が難しく、やり直す必要がある場合があるため気を付けましょう。

塗装用パテとクロス用パテの違い|パテ処理の種類と特徴

パテ処理には、大きく分けて「塗装用パテ」と「クロス用パテ」の2種類があります。
それぞれに特徴や用途が異なるため、目的や下地に合わせて適切なパテを選ぶことが重要です。

 

1: 塗装用パテの特徴

塗装用パテは、塗料の密着性を高め、美しい仕上がりにするために使用されます。
クロス用パテに比べて、より滑らかな仕上がりを求められます。
特徴としては、耐水性・耐候性に優れ、屋外での使用や細かい凹凸を埋めるのに適しています。
乾燥時間が長く、しっかりと乾燥させる必要があります。
用途として、外壁の塗装、室内壁の塗装、家具の塗装が挙げられます。

 

2: クロス用パテの特徴

クロス用パテは、クロスをきれいに貼るために使用されます。
塗装用パテに比べて、強度や耐水性は劣りますが、作業性が良いのが特徴です。
特徴として、乾燥時間が短く、作業効率が良いです。
また、柔軟性があり、下地の動きに追従します。
しかし、耐水性は低いので、湿気の多い場所での使用は避けてください。
用途としては、壁や天井へのクロスの貼り付けや木材や石膏ボードの補修が挙げられます。
 

まとめ

パテ処理は、塗装の仕上がりを大きく左右する重要な工程です。
適切なパテを選んで、正しい方法で処理を行うことで、美しい仕上がりの塗装を実現することができます。

当社は、 本当の『完全自社職人施工店』として素晴らしい仲間と共にお客様に本物の塗装工事をご提供します。
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