外壁塗装と雨漏り対策：原因から修理費用までご紹介！

自宅のメンテナンスにおいて、雨漏りは特に厄介な問題の一つです。

雨漏りが発生すると、建物の内部に水が浸入し、内装や断熱材、さらには柱や基礎にまでダメージを与える可能性があります。

そのため、雨漏りの原因や兆候を早期に発見し、適切な対策を行うことが重要です。

そこで今回は、外壁からの雨漏りについて、その原因や劣化症状、対処方法、修理費用と期間についてご紹介します。

外壁からの雨漏りの原因はさまざまですが、大きく分けると経年劣化と自然災害によるものが挙げられます。

1: 経年劣化
外壁材は年月とともに劣化し、防水性が低下します。
特に窯業系サイディングは水に弱く、ひび割れや変形が起きやすくなります。
外壁が劣化すると、雨水が内部に浸透し、最終的に室内に水が入り込む可能性があります。
また、防水シートが劣化すると、壁の内部まで雨水が浸透し、断熱材や内装材がダメージを受けます。
その結果、部屋の壁にシミができたり、カビが発生したりします。
また、劣化が進むと柱の腐食やカビの発生など、建物全体の寿命を縮めるリスクが高まります。
 

2:  台風や地震の影響
自然災害も外壁の雨漏りを引き起こす原因です。
台風による飛来物の衝突や、地震による亀裂や目地のひび割れなどが外壁にダメージを与えます。
これらの隙間から雨水が侵入し、雨漏りに繋がることがあります。
外壁材と外壁材の継ぎ目である目地（めじ）がひび割れたり、クラック（ひび割れ）が生じたりすることもあります。
こうした外壁の隙間から水が壁内部に浸入し、雨漏りにつながるのです。
外壁の定期的なメンテナンスや、災害後の迅速なチェックが重要です。
 

雨漏りを早期に発見するためには、外壁の劣化症状を見逃さないことが大切です。
以下のような兆候が見られる場合は、外壁からの雨漏りを疑ってみてください。
 

1: 外壁にひび割れがある
外壁にひび割れが見られる場合、その部分から雨水が侵入するリスクがあります。
特に、ひびの幅が1mm以上ある場合は要注意です。
ひびが壁の内部に貫通している場合、雨水が簡単に侵入し、内部の断熱材や内装材にダメージを与えます。
塗膜だけがひび割れている場合でも、塗装の塗り替え時期が迫っているサインとなります。
 

2: シーリングが劣化している
外壁材の繋ぎ目を塞いでいるシーリングが劣化すると、ひび割れや硬化が起こり、雨水の侵入を許してしまいます。
通常のシーリングは柔らかく、ゴムのような感触ですが、劣化すると硬くなり、最後にはひび割れてしまいます。
シーリングがひび割れている場合、雨漏りに発展する危険が高まります。
シーリングが硬くなっている場合は、早めの修理を検討しましょう。
 

3: 外壁の一部が極端に変色している
外壁の一部が変色している場合、その部分に雨漏りの原因がある可能性があります。
特に、ベランダの根元や窓周りなどは注意が必要です。
外壁の変色は、雨水が内部に浸入しているサインであり、早急に対処する必要があります。
換気扇周りや窓周りのように汚れが激しい部分は別ですが、何もない部分が変色しているのなら、雨漏りの原因となっている可能性があります。

雨漏りが発生した場合、迅速な対処が求められます。
以下の方法で対応しましょう。
 

1: 応急処置
雨漏りが発生した場所にビニールシートや防水テープを使用して、一時的に雨漏りを止めます。
ただし、これはあくまで応急処置です。
応急処置で雨漏りを一時的に止めたら、早急に専門業者に連絡して修理を依頼しましょう。

2: 業者に調査を依頼する
雨漏りの原因を特定し、適切な修理を行うためには、専門業者に調査を依頼することが重要です。
実績のある業者を選び、信頼できる調査と修理を依頼しましょう。
専門業者は、雨漏りの原因となる箇所を特定し、最適な修理方法を提案してくれます。
最近では、実績や評価を簡単に確認できる業者が多くありますので、信頼できる業者を選びましょう。
 

3: 修理方法
雨漏りの修理方法には、シーリング材の補修や取り換え、ひび割れの修繕、外壁塗装の塗り替えなどがあります。
雨漏りの規模や外壁の状態に応じて、最適な修理方法を業者と相談しましょう。
修理方法としては、以下のようなものがあります。
・シーリング材の補修や取り換え
・ひび割れの修繕
・水きり金具の修理・交換
・外壁塗装の塗り替え
・サイディングの全面張り替え
・モルタルやサイディングの外壁全体を金属カバーで覆う
どのような工事方法になるかは、雨漏りの規模や外壁の状態によって異なるので、業者とよく相談してください。
なお、外壁の種類や家の状態によっては修理工法が限られることもあります。

雨漏り修理にかかる費用や期間は、修理箇所や工事内容によって異なります。
以下に費用と期間の相場を示します。
 

1: 費用
雨漏り修理の費用は、外壁の修理で5～50万円、ベランダの修理で3～25万円が一般的な相場です。
瓦やスレート屋根の場合は1～45万円、棟板金の場合は3～20万円、谷樋だと8～20万円、窓は3～25万円が費用の相場です。
総合的には5～30万円が相場となりますが、工事内容によって大きく異なるため注意が必要です。
経年劣化が進んでいる場合は、屋根の葺き替えなど大規模なリフォームが必要となり、100～300万円程度かかってしまいます。

また、雨漏りの原因が特定できずにサーモグラフィー調査といった特別な調査をする場合には追加費用がかかることもあります。
解体を伴う調査が行われる場合も同じように追加費用がかかることもありますが、雨漏りをなおすためには調査が必要なので費用とのバランスを見てから検討してみてください。
雨漏りの修理で費用を抑えるためのポイントとして、雨漏りに気付いたらすぐに修理依頼をすることがあげられます。

少しの雨漏りだとまだ大丈夫なのではないかとつい修理を後回しにすることもあるかもしれませんが、長い間放置すると被害が広がって修理のための費用が高くなってしまいます。
そのため、雨漏りを見つけたときはできるだけ早めに業者に修理の依頼をするようにしましょう。

2: 期間

雨漏りの修理にかかる期間は工事内容によって変わりますが、部分的な修理であれば2～3日、屋根全体の修理であれば5日間～2週間程度が一般的です。
部分的な修理とは、雨漏りが起こった部分のみの屋根材の交換や雨樋の清掃といったものです。
全体的な修理とは、屋根材全体が傷んでいたり防水シートが腐蝕していたりする場合の葺き替え作業などです。
また、原因の特定に時間がかかったり工事を進めていく上で他の問題が見つかったりした場合には工期が長くなる可能性があることを頭に入れておきましょう。

完工チェックは社長・職長・職人の3者で

塗り残し、不具合がないかの確認を徹底しております。

施工後も定期点検を無料で実施し

自信があるからこその長期工事保証書を発行しております。

また1級塗装技能士・かわらぶき技能士も在籍しており、

少数の自社職人のみでの施工が可能なので

施工品質にムラがなく、どのお客様にも

高品質な工事をご提供できることが自慢です。

塗料も加盟店でしか使用できない高品質で

実績のあるブランド塗料がご提案可能です。

外壁からの雨漏りは、経年劣化や自然災害によって引き起こされることが多く、早期発見と迅速な対処が重要です。
劣化症状を見逃さず、適切な応急処置と専門業者への依頼を行いましょう。
また、修理費用や期間についても事前に把握し、計画的な対応を心がけることが大切です。
この記事が、住まいのメンテナンスに役立つ情報となれば幸いです。
雨漏りのリスクを理解し、早期に対応することで、住まいを長持ちさせるための参考にしてください。
適切な対策を講じることで、安心して暮らせる住まいを保ちましょう